納骨堂に申し込むのに必要な手続きは?
永久供養には、永久供養墓だけではなく納骨堂という選択肢があります。
一昔前の認識だと、墓が無い場合に、四十九日までに間に合わないという時に、お墓が出来上がるまでの間、一時的に遺骨を預かってくれる場という認識でしたが、近年では墓としての意味をなすところもあり、永久供養墓との区別がつきにくくなりつつあります。
しかし、まだ馴染みが少なく、手続き等もわからない方も多いのではないでしょうか。
自治体か寺院かによる申し込みの違いもある
一口に納骨堂といっても様々な選択肢があり、申し込む方法や流れにも多少の違いが生じることがあるので注意しなくてはいけません。
運営する機関は大きく分けると行政と宗教法人がありますが、それぞれで手続き方法が変わってくることがあります。
自治体の運営するところを利用する場合には、所定の手続きを踏む必要がありますが、手続きの方法や必要となるものも各自治体によって異なる点もあるので、手続きをする際には、自治体の公式サイトを見たり、直接問い合わせて確認をしておく必要があります。
一般的には、身分証明書や印鑑、火葬や埋葬許可証が必要となりますが、寺院によって違いもあるので、事前に資料請求をしたりチェックしておく必要があります。
基本的な申し込みの流れについて
申し込む前には、数ある選択肢の中から料金や立地条件、信頼できるのかなど様々な点を比較して、資料請求やインターネットなどでの情報収集を怠らないようにしましょう。
実際に見るのとでは印象が異なることもあるので、実際に足を運んで見学をして、納得してから契約をしましょう。
契約後に料金の支払いとなり、場所の確保ができれば購入完了となります。
事前購入の場合には、ここまでの流れであり、当然のことですが納骨と永代供養は後に行うことになります。
申し込み前に注意しておくべき点
生前予約する場合と、既に納めるお骨がある場合とで必要となってくる書類や、手続きが異なるということも珍しくはないので、資料や問い合わせで確認をとっておき間違いのないように気をつけておきましょう。
管理費が発生するタイミングは、生前に契約する場合には気をつけておかなくてはなりません。
申し込んだ後にキャンセルすることも可能ですが、キャンセル料が発生するケースが大半なので、キャンセルしなくても済むようによく考えて選ぶべきです。
近年身近な存在となっていることは確かですが、選択肢が多いからこそよく比較してから選ぶ必要があります。
申し込む流れや必要な書類、手続きなどは場所によって違いも少なくはないので、事前によく確認しておくようにしましょう。