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お供え物など、知っておきたい納骨堂の参拝マナー

お供え物など、知っておきたい納骨堂の参拝マナー

 

納骨堂の参拝マナーは特に難しい点はありませんが、お供え物に関しては生ものを避けることを意識しておきましょう。
生ものをお供えしても特に問題はありませんが、その日に回収できなかった場合は放置して腐ってしまう可能性がありますね。
その意味合いから、納骨堂によっては生ものをお供えすることができない施設もあります。

 

納骨堂の参拝マナーを覚える必要性

納骨堂というのはお金を払ってスペースを借りるというサービスであり、考え方によっては対価に見合った利用方法をしても良いと言えます。
しかし、遺骨を納める神聖な場所という観点では、利用者が個々に自由な振る舞いをし過ぎてしまうと、神聖さを保つことが難しくなってしまいますね。
つまり、納骨堂は利用者がお互いに気遣いをすることが何よりも大切であり、その延長に理想環境があるという意識をもっておく必要があります。
ある意味、納骨堂のマナーというのは一般常識や社会のマナーと同じようなニュアンスなので、宗教や霊園など業界的に特殊なマナーが絶対的に確立されているわけではありません。
もちろん、特定の宗教のみに対応している施設などでは、細かいマナーやルールというのは存在するとは思います。
しかし、一般的に誰もが利用する無宗教の納骨堂では、特別なマナーというのは特にありません。

納骨堂の参拝マナーまとめ

納骨堂で最低限知っておきたいマナーをまとめて紹介します。

■服装
納骨堂は服装に決まりはないので、自由な服装で参拝して構いません。
無宗教の納骨堂では、様々な宗教を受けいれているため、各宗教における適切な服装で参拝することも可能です。
また、宗教に関する理念では、他宗教を受け入れがたい人もおられると思います。
しかし、その場合は自分が重んじている宗教だけに対応している納骨堂を利用するのがマナーであり、無宗教の納骨堂ではみなが同じルールやマナーにおいて利用していることを忘れてはいけません。

■時期
納骨堂は定められている時間や曜日であれば、いつでも参拝することができます。
しかし、お盆の時期など混雑することがある時期は、狭いスペースに多くの方が参拝するため、家族みんなで参拝する場合などは空いている時間を狙って参拝するスタンスが好ましいです。

■お経
納骨堂でお経を唱えても問題ありませんが、周囲に多くの方が参拝している場合は声を出さずに心の中でお経を唱えるようにしましょう。
また、子供と一緒に納骨堂へ参拝する場合など、他の方への配慮としてあまり騒がないように気を配るようにしましょう。

■車での参拝
納骨堂へ車で参拝する場合、必ず指定されている駐車場を利用しましょう。
駐車場が完備されていない場合、近くのパーキングエリアを利用するように努めてください。
混在する時期は、納骨堂付近のパーキングエリアも同様に満車となりやすいので、早めに参拝するなど工夫をしておく方が良いです。

■お供え物
納骨堂はどんな物でも自由にお供えすることができますが、基本的に生ものを避ける配慮をしておきたいところです。
参拝した日にお供え物を持ち帰ることができるなら良いですが、後日にお供え物を回収する場合は腐ってしまうケースがあります。
お供え物の処理を納骨堂に任せてしまう場合など、なおさら生ものは避ける方が良いです。

 

まとめ

納骨堂の参拝マナーは、それぞれの納骨堂によって定められている内容が異なるケースもあります。
代表的な例は造花であり、お花を添える場合に「生け花はNG」・「造花はOKと」している納骨堂も多いです。
まずは、今利用している納骨堂のルールを再確認するように努め、今回紹介した参拝マナーを予備知識として参考にしてみてください。

 

東長寺
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